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2026年10月02日
要介護認定の更新|申請の時期と、要介護度が下がったときの対処法
「更新のお知らせが届いたが、何をすればいいのか分からない」
「更新したら要介護2から要介護1に下がり、介護ベッドが借りられなくなった」
「本人が調査のときだけしっかりしてしまい、実態が伝わらない」
要介護認定には有効期間があり、期限が来るたびに更新の手続きが必要です。
そして更新は、ただの事務手続きではありません。ここで要介護度が変わると、使えるサービスの量も、借りられる福祉用具も変わります。
この記事では、有効期間と申請の時期、更新の流れ、調査で伝えるべきこと、そして要介護度が下がってしまったときの対処法を解説します。
有効期間と、申請できる時期
更新認定の有効期間は、原則12か月です。ただし、状態が安定していると判断された場合は最長48か月(4年)まで延長されることがあります。反対に、状態が変わりやすい方は短く設定されることもあります。
ご自身の有効期間は、介護保険被保険者証に記載されています。手元の証書で確認してください。
【申請できる時期】
有効期間が終わる日の60日前から、満了日までの間に申請します。多くの市区町村では、この時期に合わせて更新のお知らせが郵送されます。
手続きは、ケアマネジャーが代行できます。担当のケアマネジャーがいる方は、通常そのまま進めてもらえます。ご自身で何もしなくても進んでいることが多いため、まずは担当者に確認してください。
期限が切れてしまうと
有効期間を過ぎると介護保険のサービスが使えなくなり、いったん全額自己負担になるおそれがあります。改めて申請すると、結果が出るまでに時間がかかります。お知らせが届いたら、そのままにしないでください。
更新の流れ
- 申請(ケアマネジャーが代行することが多い)
- 認定調査——調査員が自宅を訪問し、ご本人の状態を確認します
- 主治医意見書——市区町村が主治医に作成を依頼します
- 審査・判定
- 結果の通知——原則30日以内に届きます
主治医意見書は市区町村が直接依頼するため、ご家族が取りに行く必要はありません。ただし、長く受診していない場合は、更新の前に一度受診しておいてください。最近の状態を知らない医師は、正確な意見書を書けません。
初めて申請する場合の流れは要介護認定の申請方法|窓口・必要書類・30日の流れと認定調査で伝えるべきことをご覧ください。
認定調査で伝え忘れやすいこと
更新でいちばん大切なのが、この認定調査です。ご本人は、調査員の前でいつもより頑張ってしまいます。
「できますか」と聞かれて「できます」と答えてしまう。実際には月に数回しかできていなくても、です。悪気があるわけではなく、人前では気が張り、できると思いたいのが自然な心理だからです。
だからこそ、ご家族の同席が欠かせません。

伝え方のコツ
- 「できる/できない」ではなく、頻度で伝える。「歩けます」ではなく「室内は手すりを使って歩けますが、週に1回はふらついて座り込みます」。
- 介助にかかる手間を伝える。「見守りが必要」ではなく「必ず横について、30分かかります」。
- ご本人の前で言いにくいことは、メモにして調査員に渡す。これは失礼にあたりません。よく行われている方法です。
- 調子に波があることを伝える。調査の日がたまたま良い日だった場合、その旨をはっきり伝えてください。
夜間の様子、失禁の回数、物忘れの具体例は、特に伝え漏れが多い項目です。日頃から簡単にメモしておくと、当日あわてずに済みます。
要介護度が下がると、何が変わるのか
下がったときに起こること
- 区分支給限度額が減ります:これまでと同じ回数のサービスが使えなくなることがあります。
- 借りられる福祉用具が変わります:介護ベッドや車椅子は、原則として要介護2以上が対象です。要介護1に下がると、レンタルを続けられなくなることがあります。
- 要支援に下がった場合:担当が地域包括支援センターに変わり、使えるサービスの種類も変わります。
限度額については【介護保険の限度額が足りない】要介護度別の上限一覧とオーバー時の対処法、福祉用具の対象は介護保険で借りられる福祉用具一覧|要介護度別の対象とレンタル・購入の違いで解説しています。
下がってしまったときの対処法
方法1:区分変更申請(現実的な方法)
結果に納得できない場合、区分変更の申請ができます。改めて調査を受け、判定し直してもらう手続きです。
結果が出るまでの期間も、おおむね30日です。次に説明する審査請求より早いため、実務上はこちらが選ばれることがほとんどです。
やり方は区分変更申請のやり方とタイミング|更新を待たずに要介護度を見直す方法で詳しく解説しています。
方法2:審査請求(不服申し立て)
認定結果に不服がある場合、結果を知った日の翌日から3か月以内に、都道府県の介護保険審査会へ審査請求ができます。
ただし結論が出るまでに数か月かかるため、急いでサービスを立て直したい場合には向きません。
どちらを選ぶか
「状態が以前より悪くなっている」なら区分変更、「判定の手続きそのものに納得できない」なら審査請求が基本の考え方です。迷ったら、ケアマネジャーか市区町村の窓口にご相談ください。
サービスを減らすしかないと言われたら
限度額が減った結果、デイサービスや訪問介護の回数を削るしかないと言われることがあります。
その前に、介護保険の枠を使わないサービスがないかを確認してください。医療保険を使うサービスは、限度額の枠の外にあります。
💡 限度額が減ってしまった方へ
- 訪問マッサージは医療保険のサービスです:介護保険の区分支給限度額を消費しません。
- 要介護度に関係なく利用できます:要支援の方でも、医師の同意があれば受けられます。
- 自己負担は1回465円から(医療保険の負担割合が1割の場合)。
更新のたびに確認したいこと
更新は、今の暮らしに合っているかを見直す機会でもあります。
- 今のサービスは、本当に役に立っているか
- 使っていないサービスに枠を取られていないか
- ご家族の負担は、この1年でどう変わったか
- 限度額は、どのくらい余っているか
ケアプランの見方と、変更を頼むときの伝え方はケアプランの読み方|どこを見れば何が分かる?変更を頼むときの伝え方でご紹介しています。
よくあるご質問
Q. 更新のお知らせが届きません。
市区町村の介護保険担当窓口に確認してください。引っ越しの直後などは、行き違いが起こることがあります。被保険者証で有効期間をご確認ください。
Q. 調査の日に、家族が仕事で同席できません。
日程は調整してもらえます。それでも難しい場合は、事前にメモを用意して調査員に渡してもらう、電話で状況を伝えるなどの方法があります。ケアマネジャーに相談してください。
Q. 入院中でも更新できますか?
できますが、入院中は状態が普段と違うため、判定に影響することがあります。退院の時期が近い場合は、市区町村やケアマネジャーに相談してください。
Q. 要介護度が上がったら、費用も上がりますか?
使えるサービスの上限が増えるだけで、使わなければ費用は増えません。1割・2割といった負担割合も変わりません。
Q. 結果が出る前に、有効期間が切れてしまいます。
申請さえ済んでいれば、結果が出るまでの間もサービスを利用できます。期限に間に合うよう申請しておくことが大切です。
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「更新で要介護度が下がり、サービスを減らすしかないと言われた」
「限度額がいっぱいで、これ以上増やせない」
このような方へ、訪問マッサージオリーブでは「無料体験マッサージ」と「お身体の状態を正確に確認する無料評価」を実施しております。
- 国家資格を保持する専門スタッフがご自宅へ訪問し、関節の可動域や筋力を評価します。
- 医療保険のサービスのため、介護保険の限度額を消費しません。
- 医師の同意書取得などの手続きも親身にサポートいたします。
仙台市および周辺地域にお住まいの方を対象に訪問しております。
まとめ
- 更新認定の有効期間は原則12か月。安定していれば最長48か月。被保険者証で確認を。
- 申請は満了日の60日前から。ケアマネジャーが代行できます。
- 認定調査には家族が同席を。「できる/できない」ではなく頻度と介助の手間で伝える。
- 要介護度が下がると限度額が減り、介護ベッドなどが借りられなくなることがある。
- 納得できないときは区分変更申請が現実的。審査請求は3か月以内だが時間がかかる。
※有効期間や手続きの詳細は、お住まいの市区町村の介護保険担当窓口にご確認ください。