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2026年09月18日
ケアプランの読み方|どこを見れば何が分かる?変更を頼むときの伝え方
「ケアマネジャーからケアプランをもらったが、正直よく分からないまま署名した」
「単位数の数字が並んでいるけれど、これが多いのか少ないのか判断できない」
「一度決めたら、変更をお願いしにくい」
ケアプラン(居宅サービス計画書)は、ご家族が読んで意見を言うための書類です。受け取って署名するだけの紙ではありません。
この記事では、どこを見れば何が分かるのか、そして変更をお願いしたいときの伝え方を解説します。
ケアプランは3枚で構成されています

一般に「第1表」から「第3表」と呼ばれる3枚が中心です。
【3枚の役割】
- 第1表(居宅サービス計画書1):ご本人とご家族の意向、総合的な援助の方針。ここが最も重要です。
- 第2表(居宅サービス計画書2):生活上の課題ごとに、目標と、それに対応するサービスを並べた表。
- 第3表(週間サービス計画表):1週間のスケジュール。何曜日の何時に何が入るかが一覧になっています。
このほかに、サービスの種類・回数・単位数をまとめた「サービス利用票(別表)」が付きます。限度額の残りを確認するのはこの表です。
第1表:ここが一番大事です
「利用者及び家族の生活に対する意向」
ご本人とご家族が「どうしたいか」を書く欄です。ケアマネジャーが聞き取った内容がまとめられています。
ここを読んで、「自分たちが言ったことと違う」「大事な点が抜けている」と感じたら、その場で伝えてください。この欄がケアプラン全体の出発点になるため、ここがずれていると、その後のサービスもずれます。
よくあるのが、ご家族の負担についての記載が薄いケースです。「介護者が夜間に3回起こされている」「仕事を休む日が月に2日ある」といった実態は、言わなければ書かれません。
「総合的な援助の方針」
チーム全体で何を目指すかが書かれています。「現状維持」なのか「改善を目指す」のかで、組まれるサービスの中身が変わります。
第2表:目標とサービスが対応しているか
左から順に、生活全般の解決すべき課題 → 長期目標 → 短期目標 → サービス内容と並びます。
読むときのポイントは「目標とサービスが噛み合っているか」です。
【確認したい点】
- 目標が具体的か:「元気に過ごす」では評価できません。「トイレまで手すりを使って歩ける」のように、できたかどうかが分かる書き方が望ましい形です。
- 期間が書かれているか:短期目標には通常3〜6か月程度の期間が設定されます。
- 目標に対してサービスが不足していないか:「歩行の維持」が目標なのに、運動の機会が週1回しかない、といったずれがないか。
第3表とサービス利用票:数字の読み方
週間スケジュールで見るところ
「何も入っていない曜日」に注目してください。デイサービスのない日が続くと、その間は動く機会が減ります。ご家族の負担がどこに集中しているかも、この表で見えます。
単位数の見方
サービス利用票には、サービスごとの単位数と合計が記載されています。
確認するのは「区分支給限度基準額」と「合計単位数」の差です。ここが残りの枠です。限度額の一覧と超過時の対処は、【介護保険の限度額が足りない】要介護度別の上限一覧とオーバー時の対処法で解説しています。
なお限度額に含まれないサービスもあります。居宅療養管理指導や、特定福祉用具販売などです。合計単位数に入っていない項目があっても誤りとは限りません。
変更をお願いしたいときの伝え方
ケアプランは、いつでも見直しを依頼できます。更新の時期を待つ必要はありません。
ただし「なんとなく合わない」では、ケアマネジャーも動きようがありません。次の3点を具体的に伝えると、話が早く進みます。
💡 伝え方のコツ
- 事実を数字で:「大変です」ではなく「夜間に3回起こされ、平均睡眠が4時間です」。
- 何が変わったかを言う:「先月までは一人でトイレに行けたが、今は付き添いが必要」。変化はプラン見直しの最も強い根拠です。
- 優先順位を伝える:「入浴より、まず介護者が休める時間がほしい」。すべては実現できないので、何を優先したいかを言葉にします。
言いにくい場合は、メモを書いて渡してください。その場で言葉にするのが難しい内容でも、書面なら伝えられます。
ケアプランに載らないサービスもあります
見落とされがちですが、ケアプランに書かれていないサービスも併用できます。
介護保険を使わないサービスは、そもそもケアプランの対象外だからです。医療保険を使う訪問マッサージはその一つで、給付管理の枠外にあります。
💡 ケアプランを変えずに追加できます
- 単位数を1単位も消費しません:限度額がいっぱいでも追加できます。
- ケアプランの変更手続きが不要です:ケアマネジャー様の作業も増えません。
- 自己負担は1回300円〜500円程度:費用を抑えて継続できます。
- 施術経過はケアマネジャー様へご報告します:チームの情報共有を妨げません。
※自己負担額は保険の負担割合や施術部位数によって異なります。
よくあるご質問
Q. ケアプランに署名しないとどうなりますか?
サービスを開始できません。ただし「納得できないので修正してほしい」と伝えるのは正当な権利です。内容を確認せずに署名する必要はありません。
Q. ケアマネジャーを変更できますか?
できます。居宅介護支援事業所に申し出るか、地域包括支援センターに相談してください。地域包括支援センターとは?介護の相談で最初に頼る窓口の使い方もご覧ください。
Q. サービス担当者会議には出たほうがよいですか?
可能であれば出席をお勧めします。関係者が一堂に会する数少ない機会で、ご家族の実感を直接伝えられます。日程が合わない場合は、書面で意見を出すこともできます。
Q. ケアプランの作成に費用はかかりますか?
かかりません。居宅介護支援は全額が介護保険から給付されるため、自己負担はありません。
訪問マッサージオリーブの「無料体験・評価」をご利用ください
「今のケアプランで、本当に足りているのか分からない」
「限度額がいっぱいで、これ以上増やせないと言われた」
このような方へ、訪問マッサージオリーブでは「無料体験マッサージ」と「お身体の状態を正確に確認する無料評価」を実施しております。
- 現在のケアプランを拝見し、どこに医療保険のケアを組み込めるかをご一緒に考えます。
- 国家資格を保持する専門スタッフがご自宅へ訪問し、関節の可動域を評価します。
- 医師の同意書取得などの手続きも親身にサポートいたします。
仙台市および周辺地域にお住まいの方を対象に訪問しております。
まとめ
- ケアプランは第1表の「意向」が出発点。ここがずれると全部ずれます。
- 第2表は目標とサービスが噛み合っているかを見る。
- 週間表は「何も入っていない曜日」に注目。
- 見直しはいつでも依頼できます。事実・変化・優先順位を具体的に。
- ケアプランに載らない医療保険のサービスも併用できます。
※制度の運用は市区町村により異なる場合があります。詳細は担当のケアマネジャーにご確認ください。