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2026年09月28日
高齢者の手足のケア|家族が自宅でできることと注意点
「何かしてあげたいけれど、触っていいのか分からない」
「手足が固くなってきたのを見て、さすってあげたいと思う」
「下手にやって、かえって痛めてしまわないか心配」
介護をしているご家族から、こうしたお声をよくいただきます。
結論から言うと、いくつかの約束を守れば、ご家族にもできるやさしいケアがあります。そして、ご家族の手で触れることには、専門職の施術とは別の価値があります。
この記事では、ご家族が自宅でできる手足のケアと、必ず守ってほしい注意点、そしてやり方を実際に見て覚える方法をご紹介します。
はじめにお読みください
ここでご紹介するのは、「さする」「温める」「ゆっくり動かす」程度のやさしいケアです。強く揉む、押す、引っ張るといったことは、ご家族では行わないでください。持病や骨の状態によっては、やさしいケアでも控えたほうがよい場合があります。不安があれば、主治医や担当の専門職に確認してから始めてください。
ご家族が触れることの意味
「手を当てる」ことそのものが、ケアになります。
言葉でのやりとりが難しくなってきた方にとって、家族の手のぬくもりは安心につながります。ベッドで過ごす時間が長い方は、人に触れられる機会そのものが少なくなっています。
また、毎日触れているご家族だからこそ、「昨日より足が冷たい」「ここが赤くなっている」といった小さな変化に最初に気づけるのです。
ケアをするときの6つの約束
やり方よりも先に、この約束を守ることが大切です。

ご家族にできる3つのやさしいケア
1. 手足をさする
指先・足先から、体の中心に向かって、手のひら全体でゆっくりさすります。力を入れる必要はありません。皮膚の表面を軽くなでるくらいで十分です。
乾燥している場合は、保湿クリームを使うと皮膚がこすれにくくなります。ご本人が「気持ちいい」と感じる強さが目安です。
2. 温める
蒸しタオルや湯たんぽで、手や足を温めます。こわばりがやわらぎ、動かしやすくなります。
ただし温めすぎには注意が必要です。高齢の方は熱さを感じにくく、麻痺のある側はさらに感覚が鈍くなっています。必ずご家族が自分の肌(腕の内側など)で温度を確かめ、同じ場所に長く当て続けないようにしてください。低温やけどは、気づいたときには深い傷になっていることがあります。
冷えについては【高齢者の手足が冷たい】血行促進マッサージで冷えと強張りを根本改善もあわせてご覧ください。
3. 関節をゆっくり動かす
手首、指、足首など、ご本人が自分で動かしにくくなった関節を、ゆっくり曲げ伸ばしします。
- 関節の近くを両手で支え、ゆっくり動かします。
- 痛みが出る手前で止めます。「少し突っ張る」くらいが限度です。
- 反動をつけない。一定の速さで、ゆっくり戻します。
- 1つの関節を数回ずつ。一度にたくさんやる必要はありません。
肩や股関節など大きな関節は、ご家族だけでは行わないでください。特に麻痺のある側の肩は、引っ張ると痛めやすい部位です。どこまで動かしてよいかは、専門職に確認してから行うのが安全です。
【重要】触らずに相談してほしいとき
次のような場合は、さすったり動かしたりせず、主治医や訪問看護師などに相談してください。
ケアを控えるべきサイン
- 片方の足だけが急に腫れて、赤い・熱い・痛がる:足の血管に血のかたまりができている可能性があります。さすると危険なことがあるため、触らずに早めに受診してください。
- 皮膚が赤くなって、押しても白くならない部分:床ずれの始まりの可能性があります。その部分は揉んだりさすったりしないでください。
- 熱がある、ぐったりしている。
- 傷、皮膚のただれ、あざがある部分。
- 最近転んだ、ぶつけた。骨折していることがあります。
床ずれの予防については【寝たきりの床ずれ(褥瘡)予防】体位変換の正しい頻度とコツ・家族の負担を減らす在宅ケアで解説しています。むくみについては【高齢者の足のむくみ】足がパンパンになる原因と自宅でできる解消法・予防対策をご覧ください。
文章より「見て覚える」ほうが確実です
ここまで読んでいただいても、「どのくらいの力で?」「どこまで動かしていいの?」という疑問は残ると思います。力加減や動かす範囲は、ご本人の体の状態によって一人ひとり違うからです。
いちばん確実なのは、専門職が実際に触れている様子を、そばで見ることです。
訪問マッサージオリーブでは、ご家族の見学・同席を歓迎しています
💡 見学・同席について
- 無料体験のときに見学できます:ご家族が無料体験に立ち会い、施術の様子をご覧になることがあります。
- ご家庭や施設でできるケアをお伝えします:見学をご希望の場合は、事前にお伝えください。ご本人のお体に合わせて、ご家庭や施設で続けられるケアをお伝えできるよう準備しておきます。
- 継続中の施術にも同席いただけます:実際の施術のときに、毎回そばで見守られるご家族もいらっしゃいます。
- 見学・同席に費用はかかりません:ご安心ください。
見学の際は、「この力加減でいいか」「この関節はどこまで動かしていいか」を、その場で遠慮なくお尋ねください。
施術者がいない日にご家族がやさしいケアを続けてくださることで、ご本人が心地よく過ごせる時間が増えていきます。
無料体験の内容と当日の流れは【初めての方へ】訪問マッサージの無料体験とは?具体的な内容と当日の流れを徹底解説で、1回の施術で行うことは訪問マッサージの施術内容|1回20〜30分で何をする?寝たきりでも受けられますでご紹介しています。
よくあるご質問
Q. 毎日やったほうがいいですか?
毎日でなくても構いません。続けられる頻度で、短い時間をが基本です。ご家族が疲れてしまっては続きません。テレビを見ながら手をさする、くらいの気持ちで十分です。
Q. 嫌がられたらどうすればいいですか?
無理に続けないでください。体に触れられることが苦手な方もいます。手を握るだけ、温かいタオルを当てるだけ、から始めてみてください。
Q. 施設に入っている家族にもできますか?
面会のときにできるケアもあります。施設によって決まりがあるため、職員の方に一言相談してから行ってください。見学の際に、施設でできるケアとしてお伝えすることもできます。
Q. 仕事があり、施術の時間に立ち会えません。
同席は必須ではありません。ご家族がご不在のときに訪問するケースも多くあります。事前にご相談ください。
訪問マッサージオリーブの「無料体験・評価」をご利用ください
「家族として何かしてあげたいが、やり方が分からない」
「手足が固くなってきて、このままでいいのか不安」
このような方へ、訪問マッサージオリーブでは「無料体験マッサージ」と「お身体の状態を正確に確認する無料評価」を実施しております。
- 国家資格を保持する専門スタッフがご自宅へ訪問し、関節の可動域や筋肉のこわばりを評価します。
- ご家族の見学・同席も歓迎です。費用はかかりません。
- 医師の同意書取得などの手続きも親身にサポートいたします。
仙台市および周辺地域にお住まいの方を対象に、ご自宅や施設へ訪問しております。
まとめ
- ご家族が触れることは、それだけで安心と、変化への早い気づきにつながる。
- できるのは「さする」「温める」「ゆっくり動かす」のやさしいケア。痛みの手前で止める。
- 片足だけの急な腫れ、押しても白くならない赤みなどがあれば、触らずに相談。
- 力加減や範囲は一人ひとり違う。専門職の施術を見学するのが確実。
- オリーブでは見学・同席を歓迎しています。事前にお伝えいただければ、ご家庭や施設でできるケアをお伝えします。費用はかかりません。
※持病やお体の状態によっては、控えたほうがよいケアもあります。ご不安な点は主治医や担当の専門職にご相談ください。