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2026年08月16日
【高齢者の圧迫骨折のあと】寝たきりを防ぐために家庭でできることと再骨折の予防
「転んで腰の骨を折り、退院してきたが動きたがらない」
「背中を丸めたまま、日中もほとんど横になっている」
「また骨折するのが怖くて、動かすのをためらってしまう」
高齢の方の圧迫骨折(脊椎の骨折)は、尻もちや、時にはくしゃみのような軽い動作でも起こります。問題は骨折そのものよりも、その後に訪れる「動かない期間」です。
この記事では、圧迫骨折後に起こりやすいことと、寝たきりを防ぐために家庭でできることを解説します。
圧迫骨折後に最も怖いのは「動かない期間」
骨折の治療中は安静が必要ですが、安静が長引くほど別のリスクが高まります。
【動かない期間に起こること】
- 筋力の低下:高齢者では1週間の安静で10〜15%程度の筋力が失われるとされます。回復には数倍の時間がかかります。
- 関節の拘縮:股関節や膝が固まり、立ち上がりが難しくなります。
- 骨密度のさらなる低下:骨は負荷がかかることで維持されます。動かないと弱くなり、次の骨折を招きます。
- 意欲の低下:痛みと不安から、動くこと自体を避けるようになります。
「安静にしていれば安全」ではありません。どこまで動いてよいかは骨折の状態によって異なるため、必ず主治医の指示を確認してください。
主治医に確認しておきたいこと
退院時、または通院時に、次を具体的に聞いておくと家庭での判断が楽になります。
- コルセットはいつまで、どの場面で着けるのか
- どの動作を避けるべきか(前かがみ、ひねり、重い物を持つ など)
- 座っていてよい時間の目安
- 痛みが出たときにどうするか
- 手足を動かすことは問題ないか
最後の項目が特に重要です。体幹の安静が必要でも、手足を動かすことは許可される場合が多くあります。ここを確認せずに「全部動かしてはいけない」と思い込んでしまうケースが少なくありません。
家庭でできること
1. 許可された範囲で手足を動かす
主治医の許可のもと、足首を上下に動かす、膝を軽く曲げ伸ばしするといった動きを、寝たまま行うだけでも違います。血栓の予防にもなります。
2. 座る時間を少しずつ増やす
横になっている時間が長いほど、体を起こす力が落ちます。食事は座って摂ることを目標にするだけでも効果があります。
3. 次の骨折を防ぐ環境づくり
一度圧迫骨折を起こした方は、再骨折のリスクが高くなります。段差の解消、滑り止め、手すりの設置、夜間の照明を見直してください。
4. 痛みを我慢させない
痛みを我慢すると動かなくなり、悪循環に入ります。痛みのコントロールは主治医にご相談ください。
訪問マッサージが役立つ場面
医療保険が使える訪問マッサージでは、主治医の同意のもと、骨折部位を避けながら手足の筋肉のこわばりを和らげ、関節の可動域を保つケアを行います。
「動かしたいが、どこまでなら安全か分からない」という時期に、専門職が状態を見ながら進められる点が利点です。介護保険の限度額も消費しません。
骨折部位への直接の施術は行いません。治療は主治医の領域です。
よくあるご質問
Q. 骨折後すぐでも受けられますか?
主治医の同意が前提です。急性期は安静が優先されることが多いため、時期については医師の判断に従います。
Q. 骨粗しょう症でも大丈夫ですか?
骨粗しょう症の方には強い刺激を加えません。国家資格を持つ施術者が、力を使わない範囲で対応します。事前に必ずお知らせください。
Q. また骨折しないか心配です。
そのご心配は当然です。だからこそ安全な範囲を専門職が判断しながら進める意味があります。動かさないこと自体が次の骨折リスクを高める、という点もご理解ください。
訪問マッサージオリーブの「無料体験・評価」をご利用ください
- 国家資格を保持する専門スタッフが、可動域と筋力の状態を評価します。
- 主治医の指示内容を確認したうえで、安全な範囲でのケアをご提案します。
- 体験と評価は無料。医師の同意書取得もサポートいたします。
仙台市および周辺地域にお住まいの方を対象に訪問しております。
まとめ
- 圧迫骨折後に怖いのは骨折そのものより「動かない期間」による機能低下です。
- 主治医に「手足は動かしてよいか」を必ず確認してください。
- 再骨折のリスクが高いため、住環境の見直しも同時に。
- 痛みを我慢させず、動ける範囲を専門職と一緒に広げていくことが要点です。